『第一回 全国統一HTML5実力テスト』を受験してみて改めて感じたこと
Author: 秋葉秀樹 | Comments(0) | Trackback(0)カヤックさんのWebサービスで、HTML5関連の自己スキルが試せるというものが公開されています。
これはエンジニア向けのJavaScriptコース、そしてデザイナー向けのHTML / CSSコースの二つの科目(?)があり、それぞれ好きな方を選べるし、両方受験することもできます。
まあ、内容はもちろんここでは書けないけど、結構難しいことから、割と誰でも知ってそうなことまで幅広いので、自分のスキルを試すということで、やってみてはいかがでしょう?
高い点数だったら、みんなに自慢しちゃおう、ということでTwitterのアカウントでログインして受験してみるのもよいでしょう。
逆に点数が低いからといって、一方的に公開されるわけではありませんのでご安心を。
ちなみに僕はJavaScriptは専門外なので、HTML / CSSコースだけ受験。
惜しくも93点。
一問間違えてしまいました。。
よく考えたら分かることを、、、悔やんでしまいます。

HTML5がテーマとなる試験なので、セマンティックな考え方を理解しておいた方がよいですし、CSS3の知識も必要になってきますし、JavaScript APIとの絡みも理解が必要になってきます。
と、書くと、「何でJavaScript APIとの絡みが必要なん?」って思うかもしれません。
しかしこれは僕としては当たり前のことと思い、苦手だけど勉強中です。
(オライリーから出ているJavaScriptのパターン本を読んで、確かに面白いですが、これは僕がやる分野じゃないな、と思っています。)
ただプロジェクトって、制作に関わる人全てが同じゴールを見ないとチグハグなものが出来上がってくるのにこの日本ってのは、フロントに関わる大事な作業をする人がディレクターからの指示だけで動いているという現状があまりにも多く、ヒドい場合には途中で大幅な仕様変更などに何故そうなったかも理解出来ず、苦しむ場合があります。
「上が言ってるからそれは当たり前」とか「徹夜してでもやるべき」とかそんな言う人もいるけど、もの作りの本質からは確実にずれている気がします。
ただ、大きなプロジェクトになれば(何十人、何百人のエンジニアが動くプロジェクト)になると、さすがにそうも行かないケースもあるので一概には言えませんが。
少なくとも数人体制で制作にかかる場合、もっとフロント制作に関わる人(フロントエンドエンジニアやデザイナー)も会議に参加させて、その人のことをちゃんと信用していこうよ。
フロントに関してはその人の意見が一番知識があるし、的を得ているはずなのに、何故違う人が仕様を決められるのか?は問題として認識しておくべきかな?と。
理想的な話ばかりしてるけど、制作者は全てコミュニケーション能力がないとダメ。
上記のように、フロントエンドの人やデザインの人などは、信用されている以上、プロジェクト全体のゴールを見据えて話が出来て提案も出来ないと、ただの言いなりにしかなれない存在なんです、悲しいかな。
だから僕らの立場を5年先、10年先でももっと価値のあるものにし、言いなりにならずに「この人にお願いしたい」と言われたいので、今が訓練の時期だと思う訳です。
だから話が戻るけど、デザイナーの知識にとって「何でJavaScript APIとの絡みが必要なん?」という答えは、自分が作ったUIと密接に関わるからです。
自分がUIを設計する以上、最後はプログラムによってどのように動くかなんて知っていて当然、その挙動が予測できるようにならないといけません。
少なくとも、スクリプトを書けなくても、何が出来るか?
ここを最初に設計/定義しておかないと後々困る、という部分だけは抑えておきましょう。
これが今後、複雑な仕様になって広大なHTML5の技術に対する、僕らデザイナーの向き合い方だと考えて勉強しています。
こう考えると、色んなスキルが必要となってくるので、ひと独りでこのスキルを理解出来る人なんていないんじゃないかと思ってきます。
JavaScriptエンジニアと言っても、今までDOM操作が得意だったエンジニアだけでなく、描画アプリをcanvasやSVGなどを使って作ることを得意とするエンジニアやAjaxやWebSocketなどの通信系が得意なエンジニアとか色々、エンジニアのなかでも幅広く分野が分かれていくものと予感しています。
これはあくまでディレクターとしての一つの意見ですが。
デザイナーもそうです。
ビジュアルを担当するデザイナーから、ユーザの指や目の動きを考えたり使いやすい設計を考えるデザイナーなど、デザイナーといってもWebに関わらずプロダクトやエディトリアルデザインの世界でもいっぱいいます。
どれがWebの世界で一番重要かだなんて順位をつけられるわけがありません。
見た目も機能性も、全てにおいてクオリティを保たないとそれをクオリティとは言わないからです。
さ、そんなわけで、コレからも勉強、勉強、と。
お互いいい仕事をしたいですね!
