坂本貴史さんのIAシンキングセミナーに参加

Author: 秋葉秀樹 | Comments(0) | Trackback(0)
坂本貴史さんのIAシンキングセミナーで使った用紙

坂本貴史さんのIAシンキングという本がリリースされたタイミングでこのセミナーに参加させてもらいました。

坂本さんは横文字をよく使う。本人もそう言われていました。

僕はあまり使わない方。
というより、スキルがない。

だから用語があまり分からないまま参加したけど、
用語の意味を知る事が目的じゃなく、目的さえ果たすことがこの勉強のゴールって思ってたのであんまり、出題された問題に対して出来なくても気にはならなかった。
(「出来なかった人」って言われて手を挙げたのは僕くらいだったよ、、、)
ノートもロクに取らなかった。
全然後悔はしてないどころかそのほうが集中出来るからだ。

目的とは?
サイトの情報を設計する?
いやいや、言葉ではそういうけど、、、、僕にはそれ自体がピンと来ない。

僕はクライアントの目的を果たすための手段のたった一部分に過ぎないWebって媒体を使って顧客を適切に誘導し、クライアントにメリットを与えるってことが出来ることが目的だし、そのためのデザインであり、HTMLってものはそのためにあるようなものだと考えて仕事させてもらってるので、今日は自分のためになったと思う。

ワークショップでは、家電メーカーのデジタルテレビのトップページを設計するという課題で、自分だったらテレビを売るサイトをどう設計するか?ある程度自由に考えていいというものだった。

僕が考えた企画は以下の通り。

【対象】 テレビはいっぱいある。
だからどれを選んで良いかわからない、買う気になってるのに、判断するスキルがない。 買って後悔しないテレビを買う、僕の購買という行動の背中を押してほしい。

【そのためのサイトの設計】
◎人気順ユーザレビュー
 たくさんあるテレビ、選ぶのに悩む。
 通常レビューというのは、批判的なコメントもレビューだが、「人気順」というタイトルをつけることで、ちょっとズルいけど、批判的なコメントは軽減出来る可能性がある。  買った人がどう思ってるのかはこれから買う人のフラットな参考材料。

◎キレイな画面を他社製のテレビと比較できるコンテンツ
 実際に「超解像度」とうたっている割には素人にはピンと来ない。
だったら視覚で訴求したい。走査線が見えるレベルまで拡大した画像や動画を用いて、ここまでキレイに見えるテレビなんだってアピールしたい。
HTML5のvideo要素やFlash Videoでもいい、技術的には充分可能。

◎次世代テレビをマウスで疑似体験
 機能が増えると「使いこなせるのかな?」という不安が。
 そこで、Web上にテレビ画像を入れて、マウスで擬似的にリモコンを操作したりして、操作に慣れてもらう。要はシミュレーター。
 ブラビアとか、人が離れると電源が切れます、Webの疑似体験ではマウスが離れると画面が消える、とか。
 あと、操作方法は「ここを押してみましょう、録画を開始します」という音声ナビを入れて、マウスでテレビを操作させることで、簡単なトレーニングになるので、ウチのオカンみたいに、携帯メールすらろくに送れない人でも安心して購入の意思を持つ事が出来るんじゃないか?と。

そんな感じで汚い絵を書いたのが上の写真です。

企画自体は我ながら面白いと思ったんですが、目的は導線。
このままでは楽しんで終わり、になりそう。
だから自分の採点では50点くらい。購入まで誘導するにはもうちょっと訓練が必要かな?

人の心を揺さぶるということが出来るのはわくわくするのですが、今回は最終到達という 部分では自分のスキルに不満を憶えたけど、ユーザのメリットをクライアントのメリットに反映させるスキルとしていいキッカケになったかな?と思いました。

参加して良かったです。
ちなみに僕は、この作業、Webデザイナーと呼ばれる人の仕事だと勝手に思っています。 (つまり自分です)

サイト設計者の意思をデザイナーに適切に伝えることも仕事だって坂本さんは言ってたけど、それを言われた通りに作るデザイナーではなく、意思を汲み取ってビジュアルデザインすると、わずか1pxの違いにも「意思」を持ったビジュアルを構築できるデザイナーの仕事が出来る。

そこが本当の意味のWebデザイナーという仕事だと思う。
ここに行き着くには、コーディングのスキルではなく、ヒューマンスキルを要求されると考えられます。

一般ユーザはWebに満足することは求めていない。
Webを使って得たもの(今回は自分に合ったテレビ)を買うことが目的だ、ということを忘れてはいけないのです。

・・・と、勝手に思いました。


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